ホーム労務コンサルティング人事労務Q&A > 【01】 労働手帳って何?

人事労務Q&A

「上海に赴任してひと月たちました。専属の通訳兼秘書を探して何回か面接を繰り返していましたが、明日は採用がほぼ確定している人材の最終面接です。候補者は、既に退職しており、前の職場から労働手帳を受け取っている為、中国人人事担当から、本人に持参するように伝えてあるという話がありました。『労働手帳』っていったいどんなものなんですか?」
(日系メーカー・営業部長)

  • A
  • 労働手帳は労働者の就業、流動、失業、研修、失業保険の受給等の状況を記録するもので、失業保険の受給、求職登録、応募の際の証書となるものです。

労働手帳の記録によって、求職者や雇用者の提出した履歴書の内容が事実に基づいてるかどうかの判断をすることができます。 御社の人事担当者が、ほぼ採用が確定している人材に労働手帳を持ってくるように伝えたのは、採用前に履歴の確認をしっかりしておきたいという意味合いもあったのでしょう。

なお、労働手帳制度は上海戸籍の労働者に対して適用されているものです。上海居住証を所持する外来就業者は労働手帳を持っていません。

サービスのお申し込みはこちら TEL: +86-21-5211-0505(#377)  E-mail: info_cn@persolkelly.comWEBからのお申し込みはこちら

このページの先頭へ